硬式空手とは.....
武道としての空手道・伝統的な精神を忘れず、多撃必倒な加点方式を採用した実戦的な競技です。安全性を考慮した防具とポイント制を取り入れている為、幼年から高齢者まで幅広い世代に受け入れられています。
What is a Koshiki Karate.....
It is a practical competition that does not forget the karate and traditional spirit as martial arts, and adopts the Kado method, which is a must-hit with many attacks. Because it incorporates safety-conscious armor and point system, it is accepted by a wide range of generations from childhood to the elderly.
Greeting from the Board Chairman
ご挨拶
九州硬式空手とは「一般社団法人 全日本硬式空手道連盟」に加盟している、九州で活動を行なっている団体です。
空手道は沖縄発祥の武道でありますが、武道と括りますと、武士道との関係が深く係わってきますので、その精神は日本古来の精神を受け継いでいるものと言えます。
空手道の発祥の地は上記で述べたように沖縄県(琉球王国)です。15世紀ぐらいに成立したと言われていますが、はっきりした起源は分かっていません。
「手(てぃー)」と呼ばれる琉球拳法から「唐手」となりました。中国拳法と深い繋がりがあることは間違いありません。のちの1901年(明治34年)頃から「唐手」が学校体育に取り入れられますが、その活動を行なった人が教員だった船越義珍(ぎちん)先生でした。1922年(大正11年)、船越先生が東京の講道館で、嘉納治五郎先生に声をかけられて「唐手」を披露したのが本土へ空手が普及した始まりと言われています。
その後、「唐手」が現在の空手になったと言われています。現在では、空手日本愛好者は200万人以上、世界の空手愛好者は1億3000万人以上(世界194カ国)と言われています。
今迄述べさせて頂いた事が、空手道の歴史の一端で、成り立ちでもあり現在でもあります。
その中で、私が以前から語らせて頂いています信条は「空手は一つ」と言う事です。様々な団体·流派があり、武道空手、競技空手、スポーツ空手など近代ではそのスタイルも変化してきています。
しかしどの流派だろうと、どんなスタイルだろうと、空手道の精神は一つ!!だと考えております。空手を通じ、人との交流、国との交流を持ち、それぞれが自分の人生に空手道を活かす!事が大切だと思います。
私たち硬式空手道も武道性を重んじ且つ安全にできる空手道を目指しています。九州硬式空手道連合会も、今迄の伝統的な技、礼節、心の持ち方を学びながら、地域、国、人種などを超えて、硬式空手道を通じて人としての交流を深め、人生に活かして欲しい。そのための一端を担う組織でありたいと思っております。
まだまだ道半ばではありますが、今後とも「九州硬式空手」に対して皆様のご支援、ご協力を賜りますようにお願い申し上げます。
全九州硬式空手道連盟 理事長
宮崎硬式空手道連盟 会長
日本武術空手道 士学館 館長